2015年8月31日月曜日

右都和ストア メールマガジン Vol.6

神楽坂で感じる、北海道の土草花木

右都和ストア メールマガジン Vol.6

こんにちは!

 いつも右都和ストアをご利用いただき誠にありがとうございます!
 今回のメルマガは安本が京都祇園直営店「かさい」からお届けいたします!

 お盆が過ぎ、あちらこちらで秋の香りがちらほら。
 とんでもなく暑い毎日が続いていた京都も、今では冷房が無くても過ごしやすくなってきました。

 祇園かさいのある花見小路には連日観光客の方など、たくさんの人々が行き交っています。
 最近は外国人の方もかなり増え、中には器を買ってくださる方もいて、「良い器に国境はないんだなー」と感じたりしています。


 これから秋になると、紅葉を見ようと、またたくさんの方が京都を訪れる季節になります。
 秋と言えば皆様はなにが最初に浮かびますか?
 私はもちろん食欲の秋!(笑)

 つい先日も、北海道の物産展が開催されているのを発見してしまい、あれやこれやと美味しそうな物に釣られてふらふらとしておりました(笑)
 海鮮もお肉も野菜もスイーツも、全て美味しいので困ってしまった経験って皆さまにはないですか?(私はたくさんあります笑)
 きっと、北海道は土・水・空気、すべてが綺麗やから、自然の恵みがたくさんあるんだろうなーと感じます。


 そんな自然の豊かな北の大地、北海道旭川で作陶をされている作家さん、「工藤和彦」先生の陶展が、
 東京"神楽坂帝"と京都"祇園かさい"で開催されることになりました!

 北海道で作陶活動を続けておられる工藤先生。
 自然豊かな北海道の地で生活されている中で、2年ほど前から草花と触れ合う「いけばな」を習い始められたそうです。
 今回の陶展ではなんと、工藤先生自身が、在廊日に北海道の工房から草花を持ってきて、実際に生けてくださいます!

 工藤先生曰く、
 「学べば学ぶほど奥が深くて楽しくてしょうがありません。粘土を掘って陶器を作る事と、野山から草木を採って「いけはな」をする事が、深く僕の中で結びつくようになっています」
 とのこと。


 「品物の価値は作り手の人生が決める」
 これは以前工藤先生とお話をさせて頂いた際におっしゃっていたことです。

 実は工藤先生は大変気さくな方で、色んなことをフランクに話してくださる、例えて言うなら「近所に昔から住んでいて顔見知りの優しいアニキ」、本当にそんな感じです(笑)
 そんな気さくな工藤先生も器のこととなると本当に熱いです!

 作品に対して説明して下さるときの真剣な表情、器に込めた熱い思い、1つの器ができるまでの苦労など、作陶への熱い気持ち、器に対する情熱、ものづくりに真剣に向き合う姿勢がひしひしと伝わってきます。


 「自分が掘れる分だけの土を使い、作れる分だけ器を作る。
 地球からの借り物で物を作るのだから、地球への負担は最低限に抑えたい」

 これはお話の中で特に印象に残ったのですが、そんな発想をされるということに、改めて凄さや驚きを感じました。
 そんな工藤先生の手で生み出される器からは「暖かさ」と表現したくなる魅力を感じます。

 そういう楽しさを皆さんと共に実感できたら、という先生の思いが今回の陶展につながりました!


 【道草花あそびと、食楽。】
 日程:2015年 9月3日(木)~15日(火) 工藤先生在廊は9/3(木)16:00~と9/4(金)です。
 営業時間:11:30~19:00(水曜定休)
 場所:東京神楽坂 ギャラリー&カフェ 帝(MIKADO)
 住所:東京都新宿区神楽坂6-34-4 Felice神楽坂2F
 電話:03-3235-3222

 今回の詳細:
 http://utsuwa.co/event/13726/

 工藤先生の人柄に触れたインタビュー:
 http://utsuwa.co/kudo_kazuhiko/

 ※同期間、京都祇園・ギャラリーかさいでも工藤先生の作品を一部受付販売しております
 京都にお越しの方はぜひ京都祇園の「ギャラリーかさい」にも足をお運びいただければと思います!
 (店舗FaceBook:https://www.facebook.com/UtsuwaGalleryKasai?_rdr)

 インターネットの右都和ストアでも置かれている工藤先生の器の中に、
 京都祇園のマークである団子をモチーフにしたお皿があります。


 私達の居る、京都祇園店では注目の器の一つ。
 右都和オリジナルのものです。
 京都のお料理屋さんや観光客の方にも大変人気です。

 ぜひそちらもご覧になってくださいね!

 【右都和オリジナル 工藤和彦 祇園団子皿】
 http://www.e-utsuwa.co/?mode=srh&sort=n&keyword=%B9%A9%C6%A3%CF%C2%C9%A7%A1%A1%C3%C4%BB%D2%BB%AE


 8月も終わりに近づくと、北海道の気温は20度を切る日も出てくるそうです。
 極寒の地、北海道で生まれた暖かみ溢れる器の数々と草花は、いったいどのような華やかさと温かさを見せてくれるのでしょうか

 私達スタッフも本当に楽しみで仕方ありません!
 ぜひ皆様にも足をお運び頂き、実際に見て頂ければと思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 (メルマガ担当:京都祇園店スタッフ 安本、米倉)