2015年2月27日金曜日

メールマガジン バックナンバー

皆様こんにちは!

メールマガジンの発行に伴い、配信されたバックナンバーも保管できればと思いました。

バックナンバーはブログにアップして、「ラベル」で【メルマガ】で保管できればと思います。

今後ともよろしくお願いします!


★皆様に素敵なご案内★

日頃より、右都和ストアのサイトを訪問頂き感謝致します。!
これまで、沢山の方々に、沢山の器を使って頂き、誠にありがとうございます。

ネット会員登録をお済ませのお客様には、なかなかお得な情報やキャンペーンのお知らせができておらず申し訳ございません。

せっかくの機会ですので、右都和サイトの情報を発信できればと思い、2015年3月よりメールマガジンを配信いたします。
頻繁ではありませんが、皆様にお届けしたいと準備を進めております。

内容と致しましては
新着の情報だけでなく、お得なポイントやキャンペーンのご案内。
また、右都和スタッフによる、日々の何気ない事を綴ったお手紙。
店頭でも使える「マル得クーポン」などなど。

今はワクワクしたイメージばかりが一杯で先行しておりますが、
皆様には是非メールマガジンの購読をオススメ致します。

QRコードからも簡単に登録できますし、登録URLも下記に貼りました。
この機会に是非、得してくださいませ。

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2015年2月2日月曜日

“日本の伝統色”って、ご存知ですか?

淡く、やわらかなピンクを表す「珊瑚色」。
海と空が持つ、美しく深みある青緑を表現した「青碧」。
夕陽に染まった鮮やかな空が思い浮かぶような「茜色」。
このような色の名前は“日本の伝統色”と呼ばれ、
日本画や着物などの色彩として使われてきました。

同じ赤でも、なんと10種類以上の繊細な色彩があって、
それぞれに素敵な名前が付けられているんです。
四季折々の自然の情景に美しさを感じ、
それを色の名前として楽しんできた
日本人の“粋”な美意識を感じることができます。

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さて、年明けの18日~20日の間、
神楽坂の「ギャラリー&カフェ 帝(MIKADO)」で開催された
余宮さんの個展“あそび初め”。

“あそび初め”の名の通り、
ユニークな形、さまざまな色合いと質感の作品たちは
余宮さんご自身も楽しみながら作られたという、心躍る作品ばかり!
曰く「ちょっと遊びすぎたかもしれない(笑)」とのことでしたが、
ギャラリーが本当ににぎやかで福々しい雰囲気になった数日間でした。

余宮さんも189日とギャラリーに在廊され、
その期間中に、直接お話をお聞きすることができました。

「窯を開けた瞬間に
自分でもハッとするような色の作品が生まれることがあるんです。
それはまさに、窯の中の土と、火と、灰の力が生み出してくれる、自然の宝物。 
そういう作品には必ず、その力をまっすぐ引き出してくれるような
“名前”をつけるようにしています」


ただ見た目の色合いだけを言葉にするのではなく、
そこから発想される自然の情景、動物の姿……
そういった“シーン”が目に浮かぶような素敵なネーミングなんです。
例えば、月の青白さや小川のせせらぎの透明感をイメージさせる「月白(げっぱく)釉」。
月白(げっぱく)釉鎬輪花6寸鉢

カナリヤの美しくやわらかな羽の動きを感じさせる「金糸雀(カナリヤ)釉」。

金糸雀(カナリヤ)釉飯碗


驚いたのは、「こういう名前にしよう」と言葉を選んだ後に調べると、
偶然にも日本の伝統色に通じる表現だったということ!
まさに日本人が古来から大切にしてきた
自然の情景の美しさを愛でる感覚そのものが、
余宮さんの中から不思議と湧き上がってきた、ということなんだと思います。

焼き物が、
古くから常に人間の「文化」とともにあったこと。
人々の手を経て、心を動かし、今の時代まで受け継がれてきたこと。
そんな不思議なロマンに感動してしまった、素敵なインタビュー時間でした。

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余宮さんの個展は終了しましたが、
引き続き、右都和サイトやギャラリーでも作品をご紹介しています。
色合い、形、質感……使うほどにうれしい発見のある
余宮さんの器、ぜひお楽しみいただければと思います。

作品についてお聞きしたお話、詳しくはこちら


2015年1月9日金曜日

余宮 隆さんの個展、始まりました。

余宮 隆さんの陶展『あそび初め』。

1月7日(水)に、
ご関係者の方をお招きして、神楽坂のギャラリー&カフェ『帝(MIKADO)』で
レセプションを行いました。
銀座の方々が大勢お越しいただき、とても華やかな雰囲気。

「お客さまのプレゼントにこれ素敵!」

「私は自宅で使いたい!」

など、器も華やかに映ります。




そして、1月8日(木)、いよいよ『あそび初め』スタート。



いつもの余宮さんの器に、少し遊んだ“あそび”を入れた器も並び、
スタッフもテンションあがってます。

金糸雀(カナリヤ)釉という、金色の糸が不規則な縦のスジになり、
まるでそれがカナリヤの羽のような表情に。
「金の糸…で調べてみたら、金糸雀って出てきたんです。」(余宮さん)


『金糸雀釉飯碗』

『金糸雀釉鎬カフェオレボウル』

『金糸雀釉鎬マグ』

『金糸雀釉鎬ティーポット』

ほかにもいろいろ。平日スタートなので、まったりとした二日間ですが、
やはりそこは余宮さんの展覧会。少しでも早く、
という方々が途切れることなく訪れてくださっています。

「これ初めて見ました」

「これが“あそび”の器ですか?」

「これ、きれいですね…」

普段から余宮さんの器をご覧いただき、使ってくださっている方に
こういうお言葉をいただくのは本当に嬉しい限りです。

余宮さんの『あそび初め』。
やってよかったです…。

余宮さんの神楽坂在廊は本日までですが、
明日は祇園のギャラリーかさいで在廊です。

明日から三連休。
ぜひ、遊びにいらしてください。

(土平)




2015年1月2日金曜日

あけましておめでとうございます。

みなさま

新年あけましておめでとうございます。

本年も右都和をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、1/8から始まる余宮隆さんの個展の準備もあり、
また、神楽坂のギャラリー&カフェ 帝は年末年始営業ということで、
年があけた感じもあまりなく、
近くのスーパーが閉まっているのを見て、
「あ、そういえばお正月ってお店はお休みなんだった」と
微妙な季節感を味わっています。

そんな中、余宮さんから器がどんどん届き、
スタッフ一同、荷物を開けるのがわくわくしてしまいます。
右都和サイトでも少しずつご紹介していますので、
またご覧くだいさいね。

余宮隆さんの2015年初個展『あそび初め』

余宮隆さんの人となりをご紹介しています。
天草に伺って、お話を聞いてきました。
『余宮隆さんの人となり』

余宮隆さんの器のご購入はこちら

と、余宮さんのお話ばかりの中で唐突ですが、
自宅のおせち料理が微妙な量になり、
スペースも豊かでないので、お皿に盛り直しました。
唐津・矢野直人さんの黒唐津 角型板皿です。
自宅用に購入していたのですが、
矢野さんの黒が、おせち料理の色合いにこれほど合うとは思いませんでした。
思わず飲み慣れない日本酒もついでみたり。

こういう小さな愉しみが、器で生まれるって、いいお正月です。

もしよろしければ、皆さまもいかがですか?
矢野直人 黒唐津 板皿(角) 4,000円(税別)です。


ちなみに写真の数の子、びっくりするくらいしょっぱくて、ただいま塩抜きしてます。舌がダメになったかと思いました。

( 土 平 )

2014年11月18日火曜日

金沢で出会った、古き良き時代の“思い”をつなぐ骨董たち。

慎太郎ママの好きな町の一つが、金沢。
ある日、いつものように金沢の町を訪れ、
日本一の鮨として名高い「小松弥助」さんでおいしい昼食をいただいた後、
コーヒー屋さん探しの散策をしようとすると……
近くになにやら妖しいお店を発見。
味わい深い器がうずたかく積まれた店構えに、
器好きの慎太郎ママの第六感が激しく反応したのです。


そのお店の名は「古器観」。
店主の東さんは、もともと古い九谷焼のコレクターだったそうですが、
5枚や10枚単位でしか揃えられない「コレクション」としてではなく、
1枚でも2枚でも、日常の暮らしの中で大切に使えってもらえる「器」として
たくさんの人に楽しんでもらいたいという思いから、
お店を開かれたのだとおっしゃいます。



そう語る東さんを取り囲むように、店内にはところ狭しと
あったかい魅力を持つ素敵な器があふれていました。


「昔の職人さんが脇目も振らずに一生懸命つくった器たちには、
圧倒的な“迫力”があるんです。
職人さんが何を見て、何を感じ、何を考えながら描いたのか――
どこかしら感じさせるもの、伝わってくるものがあります。
そして、ただ飾られるだけではなく、
日常の暮らしの中でたくさんの人の手を経て大切に継がれてきた器には、
あったかい魅力があるんですよね。
例えば、傷のあるお皿が丁寧に金継ぎされていたり。
 器がつないでいく人の思いこそ、宝物。
私も大切に次の時代に伝えていきたいと思っています」



古い九谷焼の魅力を東京の方々にもぜひお伝えしたいという東さんの思いと
そのお人柄と素敵な器たちにほれこんだ慎太郎ママの思いが共鳴し、
神楽坂の「ギャラリー&カフェ 帝(MIKADO)」で
古器観さんの個展を開催させていただく運びになりました。

東京・神楽坂

『ギャラリー&カフェ 帝(MIKADO)』
http://utsuwa.co/store/


本歌『吉田屋』と大聖寺伊万里に思いを寄せて

金沢『古器観』 古道具展

「個展開催は、1122日(土)~25日(火)まで。



器から伝わる不思議な魅力を肌で感じていただきながら
古い九谷焼の持つ魅力について、東さんから直接お話を聞いてみませんか。

もしかしたら、あなたとの出会いを待っている“運命の器”があるかもしれません。

(おき)