2014年8月3日日曜日

「粉引」なのに黄色。不思議なやさしさを持つ器。

神楽坂にも、蝉の声が(激しく)降り注ぐようになりました。

さて、前回のお知らせからはや4ヶ月。
作家さんの人となりや作品への思い入れをご紹介した記事を
少しずつではありますが、更新してきました。
しかし、ご紹介したい内容は、まだまだたくさん!
ぼちぼち更新していきたいと思います。

…ということで、北海道・旭川で焼き物をされている
作家さんのお話を更新しました。
北海道の涼やかな風も、画面の前の皆さまに
お届けできるといいのですが……。

まだひんやりした空気の残る春の旭川でお会いしたのは、
粉引を制作されている作家さん。
工藤和彦さんという方です。

実は慎太郎ママの出身地も、旭川。
いつかの帰郷の際に、
旭川でユニークな活動をされている作家さんがいると聞いて
工房を訪ねたところから、親交が深まっていったそうです。

「粉を吹いたように白い」ことから“粉引”と呼ばれる陶器ですが、
工藤さんのつくる粉引は、なんと黄色なんです。
「焼き物は、素材を地球から借りて作るもの」という工藤さんの言葉通り、
大地のあたたかさ、やさしさが感じられる、すてきな風合い。

そんな黄粉引を生んだ工藤さんの根っこにある
「モノをつくること、人にあげることの喜び」
について、お話をお聞きしました。
ノッポさんに憧れる
モノづくり大好き少年だった子ども時代の話など、
親近感あふれる人柄を、記事で感じてみてくださいね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

北の大地を感じられる素晴らしい作品たちは、
911日から始まる、東京・神楽坂にあるギャラリー「帝(MIKADO)」の個展でもご覧いただけます。


ぜひお越しいただければと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿